
院長上田宗
外科医師である父が休日や昼夜を問わずに患者のもとに駆けつける姿を見て育つ。覚悟がいる仕事だと承知の上で医師の道へ。学生時代は臓器や病気を限定せずに多角的に治療を行う総合的な診療を学び、幅広い症状に対応できるように鍛錬を積む。地域住民への恩返しと、人生を振り返る時間を持てる医療の提供をめざしている。1999年より現職。
皆さんの健康を守るために
ネットワークの構築にも注力しています
当院は外科医師であった父が開業し、その後、地域の方々の健康を守るクリニックにしたいと内科・小児科医院にリニューアルしました。そして、私が1999年に父の意志とともに医院を受け継ぎ、基幹病院や近隣の開業医の先生方と連携し、信頼関係とネットワークの構築に注力しています。私だけでは、患者さんを守ることはできません。地域全体で患者さんを守る体制を整えることも医師としての役割だと考えています。
主として力を入れている糖尿病はもちろん、高血圧や脂質代謝異常の重症化防止にも取り組んでいます。当院の管理栄養士は食生活や体重コントロールなどを楽しんで継続できるように、食材の置き換えや食べる順番などを提案してくれています。スタッフとも共有しているのは、自分本位の一生懸命にならないこと。迅速に処置を行う行為は患者さんにとっては予想していない接触となり、驚かせてしまうかもしれません。表情を確かめながら行動することを心がけています。「近所のお兄ちゃん」のような存在であり続けたいと思っていますので、どんなことも気軽にご相談ください。
地域に根差した
診療をめざします
先代院長である父の意志を受け継ぎ、地域の健康を支えるクリニックをめざして、在宅医療にも取り組んでいます。
正確な診断とわかり
やすい説明を心がけます
患者さんの気持ちに寄り添い、病気や治療についての理解を深めてもらえるように専門用語を使わずに丁寧な説明を行っています。
生活習慣病の治療にも
注力しています
高血圧につながる恐れのある塩分の取りすぎを防ぐための栄養指導や禁煙治療など生活習慣の改善をサポートしています。
県内の専門病院と
緊密に連携しています
基幹病院や近隣で開業している先生方と信頼関係を築くことで、他院で診療が必要な場合に速やかに紹介できる体制を整えています。
感染症対策にも徹底して
取り組んでいます
第1診察室と第2診察室にはそれぞれ出入口と待合室があり、動線が交わることがないため、接触や密集を防ぐことが可能です。
スタッフと連携し、
チーム医療を行います
気持ちに寄り添った医療の提供をめざして診療しています。当院には糖尿病療養指導を学んだスタッフや管理栄養士が在籍。
プライマリケア
総合的な診療の経験を積んできた院長が、臓器や病気などを限定することなく多角的に診察を行っています。何科を受診すればいいのかわからない症状や複数の診療科をまたぐような病気にも対応可能ですので、ご相談ください。また近隣のクリニックや中津川市民病院、市立恵那病院、岐阜県立多治見病院、名古屋徳洲会総合病院、名古屋大学医学部附属病院、愛知県がんセンター病院などと連携しています。
生活習慣病
当院に在籍する管理栄養士は、面倒なカロリー計算をさせるのではなく、食材の置き換えや食べる順番を提案することで、楽しみながら体質改善できるようにアドバイスしています。また糖尿病は人工透析へ移行しないようにコントロールしていくことが重要です。高血圧症や脂質代謝異常の場合は、生活習慣や体重など、体質改善による重症化予防にも取り組んでいます。
薬だけに頼らない医療
脳の血管や心臓に負担をかけてしまう高血圧症は、体質とともに塩分の取りすぎなど生活習慣に起因します。しかし、自覚症状がない方は医療機関を受診することはほとんどありません。健康診断等で数値の異常を指摘された場合には早めに受診してください。服薬治療ではなく、ライフスタイルや食生活を見直すことによって改善も期待できます。当院では管理栄養士も含めたスタッフ全員で健康をサポートしています。
予防医療
医療は、体に不調や異常を感じて治療を受けるためだけではありません。重症化を防ぐことや健康を維持することも含まれています。年に1度の健康診断などで病気を早期に発見し、治療に取り組んでいくこともその一つです。生活習慣を改善し、適度な運動をすることや予防接種を受けて病気になるのを未然に防いでいくことも含まれています。インフルエンザワクチン等の接種も積極的に受けましょう。
医療法人社団胞山会 中津クリニック
JR中津川駅から車で10分